よく、患者さんから「先生は、肩が痛くても、自分で鍼を打って治せるから、いいですね~。」と、言われる事があります。
「鍼」を打つときに、
僕は右利きなので、右手に親指と人差し指で鍼を挟むように持ちます。
左手は「押し手」といって、親指と人指し指で丸い輪を作り、残り3本の指は伸ばして広げ、鍼を打つ場所を固定させます。
左手の親指と人差し指の真下に「ツボ」があり、右手の鍼で そこを狙って刺していきます。
このように、「鍼」を打つには、両手を使います。
なので、自分の肩や肘や手首が痛くても 片手では打てないのです。
「自分がもう1人いたなら、全身治療をしてもらうのになぁ~。」と。最近、本気で考えてしまいます。